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MODEL247(PRO用クイックディテーラー)1000ml+200ml容器付き

<ご注意下さい>
本製品は、これほどノーリスクで無条件でプラスになる製品は無いと言える製品では御座いますが、その反面、正しい理解が無いと意味が薄くなってしまう側面が強く御座います。

下記記載のお話をご理解の上で、初めて真価を発揮する製品となります。
大変恐縮では御座いますが、斜め読みはせず、必ず一字一句しっかりとお読み頂き、ご理解の上でご注文を頂けますようお願い申し上げます。



<予めご理解頂きたいこと:年単位のシステムとなります>
本製品は、この製品に対しての理解度が無い状態だと致しましても、塗装に対して無条件でプラスに働く特殊なスーパーQD(クイックディテイラー)となります。

しかしながら、これまで弊社がDIYのリアルの観点として提唱してきた表側のアプローチとは完全に真逆となる世界の製品となります。

そして、本製品は私達、本職世界のレギュラーとなる一角の製品だからこそ。

一過性として、艶や撥水を出す目的のカテゴリー製品では御座いませんこと。

何より、しっかりと年単位でご評価頂きたいことから、
1年で使用するであろう分量、1000mlサイズを販売基本量としており、お試しサイズのご用意はあえて行っておりません。
1000mlに200mlの小ボトルサイズを付属しております。


<予めご理解頂きたいこと:ご使用に際して、指定クロスが御座います>
詳しくは下記製品特長6においてさせて頂きますが、本製品をご使用にあたり、使用するクロスはUltraWick Clothが指定品となります。

他のクロスでもご使用頂くことは可能では御座いますが、本製品の性能を100%で発揮させる為にUltraWick Clothの特性が極めて大事になる為、可能な限りUltraWick Clothにて作業を行って頂きますようお願い申し上げます。
特に塗りこみ、クリーニング作業においてはUltraWick Clothをご使用下さい。



<前置き>
さて、皆様。

このMODEL247(スーパークイックディテイラー)。

長らく会員ブログで商品特性のお話をさせて頂き、同時に、改めてカーディテイリングの基本的なイロハを皆様にしっかりとご理解頂かないとならない事情が御座いましたことから、引っ張りに引っ張っておりましたが。。。

やっと発売となりました。

お待たせをしてしまいまして大変申し訳御座いません。

そして、今回の商品説明。

下手をしたら過去最長になるかもしれません。

ですが、本製品をご購入しようとされる場合。

しっかりと性能を100%発揮させたい場合。

出来る限りしっかりと最後迄お読み下さい。

そして、分からなかったら、必ずご質問をして下さい。

本製品は私達本職の世界の中にあり、これまで表に出してこなかった複数御座いますが、その中で大きな柱の1つとなります。

何となくで使える製品であったとしても、その特性を理解しないで使うこと。

これは大変勿体ない事と合わせ、DIYとして、カーディテイリングを楽しむ上で、その理屈を知る知らないの違いだけでも大きく楽しみの度合いが変わってきてしまいます。

情報化社会になり、なんでもかんでも耳障りが良い言葉しか出てこない令和時代。

自分の頭で考え、自分の足で立ち、そして自分の手で何かを掴んで頂きたい。

本製品はそんな意味も暗に含めて発売をしております。

そして、果たして人の一生の中で、塗装面と真剣に対話をする時間がどの程度あるのでしょうか?

弊社アンケート調査として、18歳で免許を取得し、仮に75歳迄車を運転し、月に2回カーディテイリングを行った場合の総時間。

それは、4104時間。

一年が8760時間であることから、たった半年。。。

毎週カーディテイリングを行う人だとしても、一年程度しか一生の中でカーディテイリングに向き合えない。

このあまりに短すぎるカーディテイリングの生涯人生の中で、どう塗装と対話をしていくのか?

是非、艶や撥水等の表面の世界ではなく、私達本職側の世界の製品に触れることをきっかけに。

1度、考えて頂ければ幸いで御座います。



<商品紹介>
早速、冒頭からいきなり皆様に対してご質問&この製品カテゴリの否定から入ってしまいますが。。。

皆様。
「QD」と聞いて、一番最初に思い浮かぶのはどの様なイメージでしょうか。

艶出し。
撥水の演出。
軽い汚れ落とし。
等々。


世間のQDは、概ねその枠の中で多くが構成されており、プロモーションされているかと思われますが。。。

ここで断言してお話致します。

MODEL247は、それら通常のQDの枠の【完全なる外側】の存在となります。

ここで少し嫌な話をしてしまいますが。。。

QDというカテゴリは、便利と言う言葉の大義名分と、柔軟性が高いと言うイメージが先行している部分があるからこそ、ビジネス目線で正直に申し上げれば、ドル箱となる売れるカテゴリになります。

それに、T-standardの商品ページでもお話をしておりますが、日本の本職路線には馴染みはしなかったものの、QDの歴史としても既に40年以上の歴史も御座います。

要するに。。。
お手軽で便利と言う表側のイメージが先行して売れてきた歴史の影には、同時に問題点も多数あり、誤解されやすいカテゴリでも御座いました。

特に、これは誤解を恐れずにお伝えを致しますと、お国柄の問題や法律の問題で致し方なかった側面も御座いますので半分は不可抗力な側面は御座いますが、特に海外流れのQDは、そもそも日本のカーディテイリングと過去から、現在、そして現在進行形として、私達塗装のドクターの立場である職人として評価をしてしまいますと、全く合っていないと言わざるを得ない状況となります。
この説明はかなり長くなるので今回はご説明は省かせて頂きます。

特に「艶が出た」「撥水した」等。

それだけで良い物だと勘違いし、気づかないうちに、塗装の地盤が削られていくリアルな問題。

繰り返しとなりますし、各種事情等が異なる為、仕方がないお話ですが、海外ベースのQDが日本には全く合わないと言うリアルから、QDが私達カーディテイリングの本職の世界、特にシステムカーディテイリングを組むようなハイエンドなカーディテイリングの世界にはあり得ない存在でも御座いました。

そんな便利でお手軽のQD。

海外生まれのこのQD。

既に40年以上の歴史があり、世界に認められているQD。

広く見れば、ただのカーシャンプーすらQDとも言える広義の中で。

繰り返しとなります。

海外で産声をあげたQDであり、今もQDの主流概念が海外特性がベースとなっており日本に多く輸入されているQD。

しかしながら、日本の本職の世界では全く定着しなかったQDにも関わらず、それでも生まれた本製品は、本職生まれ、メイドインジャパンのQD。

最も純度が高いジャパニーズQD。

GANBASSではこれまで業者様専用品として沢山のQDを製作して参りましたが、その中でも今回販売をさせて頂きました本製品。

実は最古参として歴史が長い。

侍QDと言っても過言ではありません。

そんな本製品。

今回は便宜上としてQDとして販売をしておりますが、ただのQDの枠に収まりきらない多くの特性があり、その特性数なんと11種類。

QDを越えたスーパーQDとして、唯一無二な存在として今回販売をさせて頂きます。

是非、1年間、使い続けてみて下さい。




【製品特長1:犠牲被膜レス路線】
これまで弊社が皆様にお伝えした内容として、塗装の最表面に塗装の代わりにダメージを受けてくれる犠牲被膜を作り、それを主軸として塗装を守っていくシステムカーディテイリングを皆様に提唱して参りました。

そして、今回ご紹介する本製品は、この犠牲被膜で塗装を守っていくと言った世界とは全くの真逆の世界線。

要するに、塗装面に何かをどんどん重ねて蓄積させていくプラス側の世界である犠牲被膜路線とは異なり、
マイナス側で組み立てていく世界。

即ち、塗装面に如何に成分を蓄積させていかないかと言うことで本領を発揮していく世界を推奨した世界の製品となります。

では、何故、既に確固たる地位として、現在のカーディテイリングに定着している犠牲被膜路線以外の道として、この犠牲被膜レス路線がカーディテイリングに対して必要であるのか?

何故、この犠牲被膜レス路線が私達GANBASSの本職の世界において欠かせないのか?

それは、カーディテイリングはマイナスベース上におけるアジャストゲームだからこそ、全ては塗装面の状態に合わせた適材適所が全てと言っても過言ではないカーディテイリングの世界において、犠牲被膜路線だけでは到達出来ない世界があるから。

その結果、私達GANBASSの本職世界は、犠牲被膜路線と犠牲被膜レス路線を適材適所で使い分けていくと言った2路線がスタンダードなパターンとなるのです。
更に犠牲被膜路線に犠牲被膜レス路線を掛け合わせた第3路線も。

では、どんなパターンの場合に、これまでご紹介してきた犠牲被膜路線から、犠牲被膜レス路線に変更をするのか?

これを解説するには、先に犠牲被膜路線の弱点をお伝えしないとなりませんが、端的にお伝えしますと。。。

犠牲被膜として、塗装面に何かを残すと言うことは。。。

・環境や相性次第で「癖」になり得る
・癖が蓄積すると、固着の起点(トリガー)を作りやすい
・結果として、汚れが蓄積しやすくなり、同時に塗装面の機能性が失われてしまうことがある。


方や、このMODEL247は犠牲被膜レス路線。

塗装面に成分を極力残さないで塗装面に対して機能性を付与させることで塗装の保護、靱性、メンテナンス性がアップする方向性になる為、犠牲被膜路線とは異なる保護効果が生まれることになります。

簡単に言えば、犠牲被膜路線は、短期の保護は強いが長期の保護に弱い。

逆に、犠牲被膜レス路線は、短期の保護の中で物理的膜厚によって守られる世界には弱いが、長期の保護につよい。

分かりやすい例えで申し上げますと、例えばワセリンと化粧水の違い。

● 何かを残して守る(被膜路線)=「ワセリン」的運用
条件が合えば強い。守れる。
ただし環境次第で、残ったものがトリガーポイントになり汚れを呼び込む。
クセになりやすい。

● 日々整えて安定させる(運用補給路線)=「化粧水」的運用
厚い膜を置かない代わりに、
日々の状態を整え、トリガーポイントを増やしにくい方向へ持っていく。
結果として、長期的に管理がラクになる。

そして、この例えで言えば、MODEL247は後者。
「化粧水」の世界線として、塗装その物の調律を整え、機能性をUPさせていくことで塗装保護等の貢献することが出来る製品となります。

ただし、誤解のないように改めてお伝え致しますが、適材適所が大前提でありカーディテイリングだからこそ、路線が増えることは、反対の犠牲被膜路線を否定している訳ではないこと。

GANBASSがこれまで提唱してきた犠牲被膜路線は、今も現場で強い。
冬場の環境、雨ざらし、粉塵、硬水、塩害、時間が取れない管理。
そういう現実の中では、「身代わりになる厚み」が救いになる瞬間は沢山御座います。

ただし、この犠牲被膜路線だけでは到達できない領域を、
もう一つの路線】として成立させるために、本製品であるMODEL247は存在するのです。

言い換えるなら、「守り方の種類」を増やす製品となります。




【製品特長2:犠牲被膜レス路線があるからこそ生きる第3の道】
繰り返しとなりますが、これまでは犠牲被膜路線と言うのがカーディテイリングの王道として、これまで弊社品の多くをご紹介してきました。

オーバーコート剤しかり、硬化系コーティング剤しかり。

全て塗装面に積み重ねていく「プラス」の世界。

しかしながら、今回、これとは対極。

出来る限り塗装面に積み重ねない「マイナス」の世界として犠牲被膜レス路線をこのMODEL247でご紹介しました。

そして、この犠牲被膜レス路線が誕生したからこそ、生まれた第3の道。

それは、犠牲被膜路線に対して、犠牲被膜レス路線を掛け合わせること。
この逆はNG。

なお、既にご理解頂けているかと思われますが、現在、GANBASSユーザー様は全員が犠牲被膜路線に身を置いている状態になります。

この為、新車に乗り換えない限り。

または、磨いて今の被膜を全てリセットしてからではないと、完全なる犠牲被膜レス路線を進みたくても進むことは出来ません。

同時に、これは常日頃からお伝えしておりますが、何かを新しく行う為に、塗装面を磨いたり、強い薬剤を使うことは原則、お勧めが出来ない。

一切の自己再生を行わない塗装だからこそ、
行いたい行為の為、まだ見ぬ未来の期待される効果の為に、塗装を削ったり、強いケミカルを使うことはかけるリスクが大きすぎてしまうと同時に、削ってまで手に入れられるものは原則ない」。

このリアルな塗装の実情があります。

要するに、カーディテイリングの場合、塗装と言う存在が一切の自己再生を行わないにも関わらず、極めて薄く脆弱な存在であるからこそ、
何かを犠牲にしてまで得られる対価の範囲が極めて小さくなります」。
無いと言っても過言ではない。

この為、今回のMODEL247を運用していく上で、何か特別なリセットや特別な研磨は一切必要ありません。

何時ものように、三種の神器(REBOOTシリーズ、PM-LIGHT、ORIGIN脱脂シャンプー、その他各種)を適材適所で使用し、下地処理を行うことで問題がありません。

ある意味、新車や磨いてリセットしない限り、ほとんどのGANBASSユーザー様は第3路線のこのハイブリッド路線がスタートとなります。

同時に、仮に現状で弊社品以外をご使用頂いている状態だと致しましても、理解が進んでくれば、何の属性のオーバーコート剤、何の属性のメンテナンス剤の代替えとして、本製品を入れ込んで行けば良いか理解が出来てくるかと思いますが、先ずは、特段意識をしなく、今、皆様に行って頂けております犠牲被膜路線のQDの立ち位置に本製品を入れ込んでみて下さい。

勿論、QDの立場として、その後に、FINALFILLER等の何時もの製品を入れて頂いても問題御座いませんし、その後に硬化系コーティング剤を入れて頂いても問題御座いません。

また、本製品をQDではなく、オーバーコート剤としてご使用頂く事も出来ますのであえて、本製品だけでフィニッシュも行ってみて下さい。

いずれにしても本製品の犠牲被膜レス路線に行きたいからと言って、意味のない研磨や強いリセットは行わず、QDのポジションで使ってみて下さい。

そして、段階的にオーバーコート剤に本製品を取り入れ、徐々に犠牲被膜レス路線側に方向性を振る事も可能となります。




【製品特長3:実は本製品は世間一般的な解釈のQDではない。。。】
商品ページにもQD。販売カテゴリもQD。しかも、先程、QDのポジションで使って下さいと記載しておりますが。。。

申し訳御座いません。実は、この製品、私達本職側ではQDのカテゴリ品では御座いません。

そもそも、QDと言う言葉は厳密に言えば広義が広く、色々と誤解を招くので個人的にあまり好きでは御座いませんが、本製品。。。

私達現場側では「マルチパーパス」と言うカテゴリで販売をしており、使い所に限定しない、何にでも使えると言う立ち位置となります。
これをQDとも言う事も出来ますので、とりあえず本職の世界ではQDと言うカテゴリは基本存在しません。

後述致しますが、本製品には11もの基本的な目的があり、その中、クリーナー、中和剤、塗装面の調律剤としても使えますし、オーバーコート剤やベースコート等にも使用することが出来ます。

今回は、一般販売に際しまして、どのカテゴリに配置した方が分かりやすいかと言う部分を考えてQDカテゴリで販売をしておりますが、世間一般的に言われているQDとは異なる存在となります。




【製品特長4:ライフラインという意味】
ここで1度、名前の話をさせて頂きますが。。。

MODEL247。

これは、24 hours / 7 daysと意味のスラングで、365日24時間と言う意味として名付けた名前となります。

当然では御座いますが、皆さんは洗車で水をご使用頂くかと思います。
洗車後にブロアをする等、空気を使用するかと思います。

これと同じ。

MODEL247は、あまりに多くの部分に寄与し、私達本職では使わないことが無い水や空気と同じ。

ライフラインとなるからこそ必ず使用します。

カーディテイリングと言う、洗剤と言う存在、汚れを落とすと言う動作から逃れることが出来ないからこそ、MODEL247を必ず使用します。

名前の通り、247は、1週間毎日365日常に使う。

水や空気と同じ存在と同位だからこそ、言葉が悪くなってしまいますが、使う、使わない等を論じ、四の五の言うような世界ではなく、電気、ガス、水道と同じライフラインとなります。

表面化学のメカニズム、自動車工学としてのメカニズムとして。
そして、自然と言う環境からの環境学、そして作業者が存在する力学として。


MODEL247は必ず必要になるからこそ、そもそも「使う使わない等の議論になるような製品ではないのです」。
洗車において水を使わないと言う選択肢が原則無い事と同じ。←水無し洗車等のトレードオフの世界はまた別のお話。




【製品特長5:ただのQDではなく「11の特性」を持つ理由】
さて、皆様。
ここから先は、MODEL247が「ただのQDではない」と言い切れる理由の中でも、特に誤解が生まれやすい部分をお話致します。

先ほどから何度も申し上げております通り、MODEL247は便宜上「QD」として販売しております。

そして、この製品には【特性が11ある】とお伝えしております。

この時点で、多くの方がこう感じられるはずです。

QDなのに、範囲が広いな」と。

ですので、ここは1度、順番に整理させて頂きます。

■ なぜ「11」なのか。なぜ【ひとつ】では足りないのか。

結論から申し上げますと、現場の塗装は、壊れる時に【単独】では壊れないからです。

そして、最も厄介なのは、壊れた瞬間に分かりやすく壊れるのではなく、
メンテナンスが効かない」という形でジワジワ表に出ることです。

要するに、水だけが悪いのでもない。
汚れだけが悪いのでもない。
拭き上げだけが悪いのでもない。

たとえば洗車をした直後。
水分が残る。
微細な残留が残る。
そこへ拭き上げの摩擦が入る。
さらに環境(粉塵・花粉・雨・湿度・日射・気温差)が重なる。
そして、直前まで使っていた成分の【】が残る。
この前提に、塗装密度、入れているベース・オーバーコートの種類等、ファクターが多数絡みます。

つまり、現場では、「これだけ解決すればOK」という単純な問題ではなく、
複数の要因が噛み合って塗装のコンディションがズレ、結果として。。。

・洗っても戻りが鈍い。
・メンテナンス剤が素直に効かない。
・拭いても決まらない。
・その他諸々の問題。


この状態が生まれてしまいます。

だからこそ、スーパーQDとしてのMODEL247は、ひとつの役割だけでは足りない。

逆に言えば、「メンテナンス剤が効く塗装状態を守る」という目的の為に、現場では整えるべき項目が結果として複数に分かれていきます。

その【現場の必要項目】を整理すると、MODEL247では対応出来る項目が11にも及ぶ、という話になります。

繰り返しとなりますが、MODEL247が狙っているのは艶でも撥水でも御座いません。

塗装が壊れていかないように作用し、メンテナンスが効く状態で着地させ続けること。

言わば、塗装の基礎体力を底上げし、塗装保護に関連する全ての項目に対して包括的に寄与させていく製品となります。

■ まず先に:MODEL247の【実務上の顔】(具体的に何として使えるのか)

ここが抜けていると、「11の話」が抽象に見えてしまいますので、お伝え致しますと、繰り返しとなりますが、MODEL247は、現場では用途を固定せず、状況に合わせて次の【】で使うことが出来ます。

・クリーナーとして(軽度な汚れ・残留の調整)
・中和剤として(洗浄後の状態を落ち着かせる方向への補助)
・プライマーとして(次工程が素直に効く“下準備”)
・ベースとして(犠牲被膜レス路線の土台側の組み立て)
・トップコート/オーバーコートとして(仕上げ側の着地)
・塗装面の調律(コンディション調整)として(効く面へ戻す)


そして、これらは「別々の製品を詰め込んだ」という意味では御座いません。目的が同じだから、結果としてこういう使い方が成立している。

そして、その「目的」がまさにここ。
メンテナンスが効く塗装面で終わらせる=メンテナンスが効く状態を崩さない。

この一点に向けて、現場の必要項目を分解した結果が、次の「11の特性」です。

■ MODEL247が結果として担う11の役割

【1】洗浄直後の塗装面を、まず落ち着かせる役割(ならし)。
洗車直後の塗装は、濡れているだけでなく、表面が揺れている状態となります。
この不安定なまま乾かすと、乾き方にムラが出たり、拭き上げで余計に触ることになり、結果として戻りが鈍くなります。
だからまずならす。
次のメンテナンスが素直に効く土台に戻してから終わらせます。

【2】付着の起点になり得る要素を、増やしにくい方向へ寄せる役割。
汚れは、ただ付くのではなく「居座れる場所」があると一気に固着する方向性となります。

その居座れる場所は、微細な残留、相性の悪い層、乾きムラ等の小さな癖から生まれますが、MODEL247は、そこを増やしにくい方向へ寄せ、汚れが続かない面へ整えます。

【3】拭き上げが「乾かして終わり」ではなく「整って終わる」方向へ寄与する役割。
水を追い出すことに集中して必要以上に触ると、拭き跡・伸び・摩擦傷が残り、次回メンテナンスが素直に効かない面になりやすい。
MODEL247は拭き上げを「着地させる」方向へ寄せ、余計な接触を増やしにくくします。

【4】次工程(オーバーコート等)が素直に乗りやすい面へ揃える役割(プライマー的)。
オーバーコート等がムラっぽく効く時は、製品が悪いというより、塗装面の状態が揃っていないケースが過半数です。
成分残留や乾きムラがあると、効く場所と効かない場所が生まれる。
MODEL247は面の揃いを補助し、次工程が素直に乗りやすい方向へ寄せます。

【5】仕上がりの景色を、派手に盛るのではなく崩れにくい方向で下支えする役割。
艶を一発で盛るのは簡単です。
しかし、それで次の週がラクになるとは限らない。むしろ癖が増えると汚れが居座り、メンテナンスが効かなくなる。
MODEL247は見た目を作る道具ではなく、見た目が崩れにくい状態を残す道具。

【6】日常で出やすい重さ・くすみ・だるさを、引きずらせない方向へ寄せる役割。
「洗ったのにスッキリしない」「透明感が戻らない」「なんとなく重い」。
こういう薄い違和感は、洗車後の塗装面が整い切らないまま終わっているケースが多々御座います。
MODEL247は、ここを、その日のうちに整えて終わらせる方向へ寄せ、次回へ持ち越さない為の役割となります。

【7】メンテナンスが効かなくなる方向へ行かないように補正する役割。
洗車しても戻りが鈍い。
次のクリーナーが素直に効かない。
拭き上げが決まらない。
この状態になると、何を足しても手応えが薄くなり、結果として「もっと足さないと」と迷子になりやすくなります。
しかしながら、必要なのは追加ではなく、メンテナンス剤が効く塗装面の状態を崩さないこと。
MODEL247は、洗車のたびに塗装面を「メンテナンスが効く状態」で着地させ、効きが鈍る方向へ行かないように補正します。

【8】やり過ぎ運用による薄い蓄積トラブルを作りにくくする役割。
「薄いから、成分が細かいから大丈夫」と思って重ねていくと、薄いのに厄介な層が残り、
拭きムラ・伸び・戻りの悪さ・効きの鈍さとして出てくることが御座います。
MODEL247は、足して壊す方向へ行かせにくい思想で、薄い蓄積トラブルを作りにくくします。

【9】メンテナンス戻り(施工後の戻り)の質を底上げする役割(再現性)
良い状態というのは、「一回だけ綺麗になる」ではなく、いつもの洗車で、いつもの手順で戻ることです。
MODEL247は、戻りの再現性を上げる方向で働きます。
結果として、毎回の作業がブレにくくなり、メンテナンスがラクになります。

【10】年単位で見たときの状態差が出やすくなる役割。
メンテナンスが効く状態が続くと、強いリセットや余計な研磨に頼る必要が減ります。
つまり、塗装を痩せさせる行為が減る。
MODEL247は短期の魔法ではなく、年単位で差が出る方向へ寄与します。

【11】最終的に「触らなくて良い時間」を増やす役割。
触る回数が減る=摩擦が減る=傷が増えにくい。これは現場の鉄則となりますが、
MODEL247は、結果として触らなくて済む状態を作る製品となります。
そしてそれが、塗装が痩せにくい方向へ繋がります。

要するに、
MODEL247は「艶を作る液」でも、「撥水を演出する液」でも御座いません。

メンテナンスが効く状態を、洗車のたびに崩さない。
そのために必要な仕事が、結果として11に見えていることになります。

この為、当たり前ですが、評価軸も最初から決まっており、一般的な艶でも撥水でも御座いません。

・洗って戻るか。
・メンテナンスで戻るか。
・拭いて決まるか。
・年単位で塗装が痩せていないか。


これで判断し、アジャストしていく流れとなります。

そして最後に、誤解のないようにもう一度だけ。
MODEL247はクリーナーとしても使えますし、中和剤としても使える。
プライマーにもなり、ベースコートにもなり、オーバーコートにもなる。
塗装面の調律にも寄与する。

ですが、それらは全部「別々の性能を詰め込んだ」という意味ではなく、
メンテナンスが効く塗装状態で終わらせる】という一点に対して、
現場で必要な仕事を一本で回せるように設計した結果となります。




【製品特長6:湿式施工専用。なぜ湿式でなければならないのか】
そして、ある意味で、一番大事であり、必ず徹底して頂きたいこと。
それは、MODEL247は、湿式施工専用です。

この理由として、「湿式の方が傷が入りにくいから」という、一見して湿式施工として当たり前の方向で解釈されがちですが、確かにそれも1つの理由であり、水分がクッションになり、乾いた状態でゴリゴリ触るよりも、摩擦を抑えやすくなりますが、それが湿式施工を指定条件にしている本質では全く御座いません。
水系コントロールに強いUltraWick Clothが存在するからこそ、より湿式施工が絶対。

弊社、業務マニュアルに記載をさせて頂いておりますこの一文。

「水を制するものはカーディテイリングを制する」

本製品であるMODEL247が、何故、湿式に徹底的に拘り、ソレを指定しているのか。

その本質は、【水と絡んだ瞬間】が、塗装コンディションの【起点】になるという点にあるのです。

そしてここで言う【】は、洗車の水だけを指している訳では御座いません。
カーディテイリングの世界で言う水とは、もっと【広義】であり。。。

・洗車の水。
・加水、すすぎの水。
・濡れたクロスの水分。
・希釈したクリーナーやシャンプーの水分。
・空気中の湿度。
・結露。
・雨。
・その他諸々


つまり、【水系】として塗装と接触するもの全般が、この世界の【】となります。

カーディテイリングという作業は、何をどう工夫しても、この水系から逃れることが出来ません。

洗うのも水。
濯ぐのも水。
希釈するのも水。
湿度の影響も水。
そして、この水系が絡んだ瞬間に、塗装は一気にブレる、逆に確定する、起点になる。

その中のブレるマイナス側ファクターとして。。。

・水が残り方を間違える。
・水が乾き方を間違える。
・水が残留を固める方向へ働く。
・水が拭き上げを過剰にさせる方向へ働く。


この連鎖が、最終的に「次のメンテナンス剤が効かない面」を作っていきます。

そして、カーディテイリングのリアルが、単一行為だけで成り立たない現実をしっている方であれば。

何より、弊社が作り上げたシステムカーディテイリングの仕組みを既にご理解頂けたGANBASSユーザー様であれば誰しも知っているこの方程式。

洗車>メンテナンス>コーティング剤。

この方程式の中で一番重要な洗車と、メンテナンスにおいて【水系】がどれだけ欠かせないかと言う現実。
無いとお話になりません。←水無し洗車も【水系】であり、同じ。

総じて上記言葉をあえてもう一度繰り返します。

水を制するものは、塗装を制する。

本製品である、MODEL247は、その「水系が絡むそのタイミング」。

・洗車後の濡れている状態。
・すすぎ直後。
・希釈液が触れている状態。
・そして、乾き始める直前から拭き上げの前後。


この【一番ブレる瞬間】に、塗装面に対して【塗装本来の機能性を復活させて、ベースを整えることで全体を良い方向に舵を向ける】為の設計となっております。

乾いた後に何かを足して誤魔化すのではなく、
濡れている【その時】に整えて終わらせる。
言い方を変えれば。

濡れているその瞬間、水が存在しているその瞬間】で無ければ意味がない。

更に言い方を変えれば。

水を味方につける手法!水を利用する手法!

水と言う存在なくして本製品であるMODEL247の性能は成り立ちません。

そして、この湿式設計を100点で成立させる上で、最後の重要点がもう一つあります。

それが、指定クロスであるUltraWick Cloth

湿式ということは、言い換えれば【水と一緒に仕事をする】ということです。

であれば、最後に塗装へ触れる接点であるクロスが、水に弱い構造では話になりません。

・水を抱え込んで引きずる。
・水で摩擦が増える。
・水で拭きが重くなる。


こうなった時点で、湿式の思想が崩壊する事となります。

そうなりますと、水制クロス(ウォーターコントローラー)との異名があり。。。

・水に強い。
・水の扱いが上手い。
・拭き上げがブレにくい。
・クロスの呼吸を邪魔しない。
・何よりコート剤成分等の邪魔をしない。


UltraWick Clothが指定になるのは必然のこととなります。


要するにMODEL247は、
「湿式だから傷が入りにくい」という話も内包しつつ、
それ以上に、水系が絡む不可避の瞬間を支配し、メンテナンスが効く状態で終わらせる為のスーパーQDです。




【製品特長7:無溶剤。なぜ完全無溶剤でなければならないのか】
湿式の話で、「水系が絡む瞬間が起点になる」という所までご理解頂けたかと思います。

では次に、その【起点】に毎回入っていくMODEL247が、なぜ 完全無溶剤 なのか。
ここは、理由が明確に二つ御座います。

(1)最大の理由:塗装への【アタック問題】を極限まで避ける為。
何度もお伝えの通り、塗装は1度ダメージを受けてしまいますと、一切の自己再生しません。
見た目は修正出来ても耐久性は2度と元に戻せない。

そして、塗装は薄く、脆く、個体差も大きい。

この前提の中で、ケミカルダメージによるアタックが積み重なると、必ずどこかで帳尻が合わなくなります。
ケミカルは一番弱い物から試すのがルールだと口を酸っぱくお伝えしている理由。ケミカルダメージは磨いてもリカバリー出来ないことからPROが一番恐れている1つと言っても過言ではない。←だからREBOOT-NEXTを何はともあれ一番最初に使う様にと。

そして厄介なのは、蓄積形となる、ケミカルアタックの場合、
ケミカルダメージが分かりにくいと言う側面があること。

少しずつ、気づかないうちに、塗装の地盤側へ効いてしまう。
その結果として、

・戻りが鈍い
・メンテナンスが効かない
・拭き上げが決まらない
・クロス傷が入るようになった
・その他諸々


こういう【運用不良】として表に出ます。

MODEL247は、そこを起こさない為に、デイリー使用することが大前提である、本製品は無溶剤を最低条件としました。
そもそもすべて無溶剤に出来るからこのカテゴリだけの世界ではなく、全て無溶剤がベスト。

攻めて変えるのではなく、壊さず維持する。
デイリーケアの頂点として、ここが最優先になります。


【2】もう一つの理由:作業者に対して「最高に安全な製品」にしたかったこと。

・洗車のたびに触れる。
・拭き上げのたびに吸い込む可能性がある。
・手に触れる機会も圧倒的に多い。


だからこそ、作業者側のリスクも年単位で積み上がることになります。
この製品をメインで回す設計にする以上、
塗装だけでなく、人間にも「余計な負担」を積まないことは絶対条件。

完全無溶剤にしたのは、
塗装を守る為であり、同時に作業者を守る為でもあります。

また、作業者に対して極めて安全性が高いMODEL247は、性能自体は通常のオーバーコート剤よりも長い有効期間が御座います。

しかしながら、QDとして、中和の役割があること。

何より、上記製品特長6でお話の通り、水を起点としての組み立ての為、水が存在するタイミングで入れて欲しい本音が御座います。

同時に、塗装面の調律を整える効果が高い為、むしろ私達本職の世界では、アルカリ、酸性を使った際に使用するのは当然のこと、各所で使わないことが御座いません。

この為、一般の皆様におかれまして、月2度程度で洗車をされているのであれば必ず毎回使用し、アルカリ、酸性を使った際に入れるのは私達本職側として毎回必ず最後の締めとしてご使用下さい。


【3】そして結果として:水系工程の中でブレにくいという利点もつく。
湿式=水系の時間帯で使う。
この設計と無溶剤は相性が非常に良く、
水の残り方、拭き上げの挙動、面の落ち着きがブレにくい。


【4】まとめ:無溶剤は「毎回使える条件」を成立させる為の必然。
MODEL247。
極めて大事な事を今回沢山お話をしておりますが、これも非常に大事。

本製品は強いことをする為の道具では御座いません。

むしろ逆で、強いことをしなくても、日々の運用だけで
メンテナンスが効く塗装状態」を作り続ける為のスーパーQDです。

その為には、
塗装へのアタックを極限まで避けること。
作業者への負担を極限まで減らすこと。
この二つは必ず必要。

だから、完全無溶剤。
MODEL247がデイリーケアとして最高の一手になる理由の1つでもあります。




【新車の方へ:新車や磨きたての方へ】
ここは誤解のないように、先にお伝え致します。
MODEL247の使い方に「これが絶対」という一本道は御座いません。
カーディテイリングは適材適所。環境も、保管も、管理頻度も、求める方向性も違う。

この為、私達塗装の医師の立場であれば、その塗装に応じた最適解を見つけ出し、その道にコミットさせますが、DIYの皆様がこれを自分で見つけなくてはなりません。

ですので、最終的にどの世界線を選ぶかは、ユーザー様ご自身が決める事となります。

今回、MODEL247が発売となり、DIYカーディテイリング業界に新しく3つの世界が生まれました。

(1)これまで通り、犠牲被膜路線
(2)MODEL247による犠牲被膜レス路線
(3)犠牲被膜路線に犠牲被膜レス路線を掛け合わせたハイブリッド路線


その上で、新車、1度磨いて塗装面をリセットした2ケースに限り、完全混じりっ気が無い状態のソリッドで、犠牲被膜レス路線を選択することが出来ます。
下地に何も入っていない状態。

下地から組めるからこそ、MODEL247の価値が最も分かりやすく出ます。

そこで、新車で組み立てる場合の代表的な「3つの組み方」を、お伝えしておきます。

(1) 犠牲被膜レス路線として組む(ベース指定:DOMINEX → MODEL247)
塗装の状態を「メンテナンスが効く面」で維持することを最優先にし、
日々の運用で整えていく、MODEL247の思想を純度高く体感出来る組み方です。
環境が比較的マイルドな方、管理頻度を確保出来る方、そして【塗装に一切の負荷をかけずに塗装の健康】に重きを置きたい方は、この世界線がベスト。

(2)犠牲被膜路線を主軸にしつつ、MODEL247で底上げする(例:積雪・塩害・屋外)
例えば積雪エリア、融雪剤、塩害、雨ざらし、粉塵が多い地域。
雑な洗車が多く、洗車傷が多い等。
こういう現実の中では、短期の物理防御として「犠牲被膜(硬化系等)」が救いになる場面が確実に御座います。

その場合の一例としては、こういう組み立ても成立します。
DOMINEX → 硬化系コーティング剤 → MODEL247
つまり、守る厚みは確保する。
ただし、その上でMODEL247をライフラインとして回し、
「メンテナンスが効きやすい状態」へ寄せ続ける。
これが、犠牲被膜路線の弱点(効きの鈍化・戻りの悪化)を抑え、底上げしていく組み方となります。

(3)まずは従来通りに組み、MODEL247を途中から差し込むでも良い
最初から全部決め切らなくても構いません。
硬化系/オーバーコート等で通常運用を組み、
そこへMODEL247をQDポジションとして入れていく。
これでも十分に「戻り」や「効き」の差は出てきます。

その他、これはガレージ環境が無いと難しい為、安易なお伝えは出来ませんが、下に従来の硬化系コーティング剤を入れ、その後に、その硬化系コーティング剤を巻き込んでDOMINEXを入れ、その後にMODEL247をQDのポジショニングで入れ込み、FINALFILLER等での維持。




【犠牲被膜レス路線で行く場合の指定システム】
犠牲被膜レス路線で純度高く回すのであれば、ここは指定として押さえて頂きたい、という意味で記載致しますが、大前提として、カオスカラーは絶対にNGとなります。
カオスカラーとは色々なブランドの製品を一緒に使うこと。ブランドは統一することの重要性。

このシステムを純度高く行うには、弊社品以外を絶対に混ぜないで下さい。
シャンプーぐらいは良いと思われがちですが、むしろシャンプーはスタート地点となる為、一番厄介と言えるケースも。

中には弊社がOEMで出している製品も御座いますが、セッティングが異なります。

必ず、弊社品だけで組む事を守って頂けますようお願い申し上げます。

これはこの製品を発売するにあたり、お伝えしないとならないと覚悟を決めた1つでは御座いますが、私達本職の世界の思想とメカニズムは一般のソレとは大きく異なります。

ホワイトカラーの中にたった1滴の黒が入るだけでその色は壊れる事と同じ。

高純度でこのMODEL247のシステムを運用したい場合、思想が違う物を混ぜることは逆効果になりますのでご注意下さい。

それでは下記に指定品をお伝え致します。

ベース指定:DOMINEX → MODEL247
洗車前処理ION-PRE-WASH(BASEFLOCK)を必ず使用。犠牲被膜レス路線側の場合、BASEFLOCKは必須とお考え下さい。
シャンプー:業務用以外であればどれを使用頂いてもOK。
メンテナンス剤の基本REBOOT-NEXTを軸に、必要に応じてREBOOT
QDポジション:本製品MODEL247
メンテナンスクリーナーを使う場合:弊社品であれば何を使ってもOKだが、使用後に必ずMODEL247。

要するに、強いことをしなくても、日々の運用だけで
メンテナンスが効く塗装状態」を作り続ける。

この思想を成立させる組み方が、ここに集約されます。

まとめとして、MODEL247は【どの世界線でも入れることが出来る】から価値があると言える側面も御座います。

組み立ては環境と目的で変わって当然となります為、
犠牲被膜レス路線を極めるのも良し。
犠牲被膜路線を底上げするのも良し。


ただ一つだけ、くどくなりますが、ここは共通として。。。
MODEL247は、強引に変える道具ではなく、日々「メンテナンスが効く塗装状態」を作り続ける道具となります。

だからこそ、どの組み方を選ぶにしても、一年続けて評価してみて下さい。
撥水や短期の艶や演出ではなく、戻りと効きで答え合わせをして下さい。




【犠牲被膜レス路線でどうしても足したいなら:FINALFILLERではなくSILENTFORCE】
ここも誤解の無いように先に申し上げますが、犠牲被膜レス路線は、原則として DOMINEX→MODEL247で完結させることが出来ます。

そもそも「足さないことで成立する」のが、この犠牲被膜レス路線の強みだからです。

ただし、それでも環境や保管状況、そしてユーザー様の求める着地の都合で、
どうしてもオーバーコート剤を合わせたい」という場面は出てくるかもしれません。

その場合、DOMINEX→MODEL247の上に合わせるオーバーコート剤として、一番のお勧めは洗車マニュアル購入者専用品となる、SILENTFORCEとなります。

この理由として、犠牲被膜レス路線の思想を大きく崩さず、癖や起点を増やしにくい方向で、仕上げ側を補助出来る比率があるからとなります。
MODEL247単体だけのほうが良い場合も普通に御座いますので、マッチングでの判断となります。ただし、長期放置する車両や完全電気自動車にはSILENTFORCEを総じて入れた方がいいと言えます。

SILENTFORCEも名前の通り、撥水や艶で勝負している製品ではなく、素材の調律で効果を出す、ハイブリッド、電気自動車専用オーバーコート剤となります。
普通車にも使えます。

犠牲被膜レス路線として「何かを入れたい」のであれば、FINALFILLERではなくSILENTFORCEをメイン品として頂けますようお願い申し上げます。

なお、FINALFILLERは、あくまで 犠牲被膜路線を成立させるための製品です。
(=身代わりの厚みを置く世界線のトップ側の道具です)


この為、ルールを厳守下さい。

FINALFILLERを入れた瞬間に、その運用は「犠牲被膜レス路線ではなく」、
犠牲被膜路線側へのアジャストになります。


ですので、足すのであれば、足す意味と世界線を理解した上でお選び頂けますようお願い申し上げます。




<使用前の注意点>
本製品は、使用するクロス、施工条件に厳密な指定が御座います。
必ず下記2つを厳守下さい。

・UltraWick Clothにて施工
・湿式施工環境下で使用。

ご使用に際して、必ずUltraWick Clothシリーズをご使用下さい。
また、作業に際して、商品特長6記載の通り、必ず湿式施工条件下で作業を行って下さい。

(注意点1)
塗装面があまりに濡れすぎている場合は、液体が垂れてしまう為、ザックリと水滴を取る方が、コスト面としては効率的となります。
ただし、液量を気にしないのであれば、水分が多少多めに残っていても使用は可能となります。

(注意点2)
塗装面に水滴が無い場合は、UltraWick Clothを水で濡らし、滴らない程度に適度に絞った状態で、UltraWick Clothに本液を馴染ませてご使用下さい。

(注意点3)
本製品は軽度な汚れや、各種ケミカルの中和等、多岐に性能が及びますが、可能な限り、最下層に入れたい製品となります。各種中和で使った場合、最後の締めでも本製品をご使用下さい。

(注意点4)
本製品は犠牲被膜レス路線となります為、塗りこんだ余剰成分はしっかりと拭き取って下さい。
成分が少しでも多く残っていると、保護されるのでは?との心理バイアスがかかってしまうのが、これまでの犠牲被膜路線の考えとなりますが、完全に真逆となります為、使用した後は、しっかりと成分と本製品で落ちた汚れと合わせ、水で流し、成分を残さないように最後に綺麗な乾いたクロスで拭き取って下さい。




<使用方法>
(1)洗車を行って下さい。
(2)本製品はシリカスケール除去には対応しておりません。先にREBOOTシリーズにてシリカスケール除去を行って下さい。
(3)REBOOTシリーズ使用後の水濯ぎの延長線上で使用する場合は、そのまま濡れた塗装面にREBOOTシリーズの中和の意味も含めて使用しますが、塗装面に水分が無い場合や少ない場合は、UltraWick Clothを濡らし、適度に絞った状態に、本液を馴染ませて、ゴシゴシ擦らず、塗装面を優しくマッサージをするように、汚れや前工程で行った酸性クリーナー、アルカリクリーナーを回収するように塗り広げて下さい。
(4)使用後は乾いた別のUltraWick Clothで余剰分と残留水分をしっかりと拭き取って終了となります。

(備考1)
犠牲被膜レス路線でフィニッシュさせたい場合は、このまま他のオーバーコート剤は一切入れません。
繰り返しとなりますが、本製品はクリーナーでもあり、中和剤でもあり、ベース、オーバーコート剤でもある為、この後に特別に何かを加える必要は御座いません。
ただし、上記で説明した通り、犠牲被膜レス路線としてどうしても追加で何かを入れたい場合はSILENTFORCEを入れて下さい。

(備考2)
犠牲被膜路線で繋げたい場合、本製品と、他のFINALFILLER等、どちらを最終工程にしたら良いかと言う問題に関しましては、どちらでも構いません。
ただし、上記でも記載の通り、犠牲被膜路線としての成分残留による保護が生きる環境の場合はやはり、最後はFINALFILLERでフィニッシュさせた方がいい為、MODEL247FINALFILLERの流れが基本と言えます。




<あとがき>
さて。。。

下手をしたら過去最長の商品説明文章となっておりますがここまでお読み下さいまして誠に有り難う御座います。
AI要約は絶対にしないで下さい。伝えたいフィーリングに大きな違いが発生します。

会員ブログユーザー様であればご存知の通り。

このMODEL247を発売する前の段階の解説ブログ、解説動画、解説音声、解説スライドを含めると、途方もない情報量となっているMODEL247。

これでもまだ本来書きたいことの半分程度と言ったら、皆様は腰を抜かしますでしょうか。。。?
隠している性能や使い方も、まだまだ実はある。。。

しかしながら、物事には必ず段階がある為、MODEL247がまだまだ多くの可能性があると言う、大いなる期待を皆様にお持ち頂きながら、今回はここまでとさせて頂きます。
皆様のご理解が進む速度に合わせて、段階的に新しいご案内をして参ります。

そして、会員ブログからの説明を含め、ここまで長くなってしまったからこそ。

このあとがきはシンプルに!短く!!

2つだけ、0:100の言葉をこの場で残させて下さい。

【1】
この商品ページだけではなく、会員ブログで記載しているMODEL247の解説、動画、音声、スライド。
全てを見た上で、ルール厳守にて徹底的に一年使い込んでみて下さい。

【2】
難しいことは考え無くてOKです!
とにかく1年継続して使って頂けるなら。。。否!
1度の施工でも塗装の方向性を調整出来る為、是非、どんな組み合わせ、どんな路線だとしても、無理矢理にでもMODEL247をねじ込んでみて下さい。

いずれにしても、MODEL247が皆様のカーディテイリングにとって間違いなく底上げになりますので、是非ご活用下さい。

長文、お読み下さいまして誠に有り難う御座いました。

なお、11ページとページ数の限界があるため、今回の商品ページの要約として全てが書けておりません為、あくまで優先は上記内容となりますが、スライドを製作させて頂きました。
宜しければご確認をお願い申し上げます。
(MODEL247ご案内スライド簡易版)



<注意事項>
(1)用途外に使用しないで下さい。
(2)本製品は安全に製作を行っておりますが、万が一の場合、手が荒れる可能性が御座います。ご使用に際して、各種保護具を着用の上でご活用下さい。
(3)使用後は密栓を行い、紫外線の当たる環境下、高温、氷点下になる場所に保管しないで下さい。
(4)万が一目に入った場合は、十分に水で洗い、異常があれば直ちに医師の診断を受けて下さい。
(5)飲み込んだ場合は吐き出させず、直ちに医師の診断を受けて下さい。
(6)ご使用に際しては必ず用法用量を守り、自己責任にてご使用、保管頂けますようお願い申し上げます。

【必ずご確認下さい】

下記納期のご確認をお願い申し上げます。


【納期】

5営業日前後


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