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【予約品】別解・店長私製 オーバーコーティング剤「玖印-GAUZE」200ml

※お一人様2本迄

<ご予約期間>
2026年10月26日〜2026年10月31日

<ご発送目安>
2026年11月10日前後



<商品説明>
本製品「玖印 GAUZE」は、GANBASS店長としての私が、2026年現在のカーディテイリングの中で組んでいる、一つの「別解」となる高濃度特殊オーバーコーティング剤となります。

GANBASSではこれまで、塗装を守るという目的に対し、再現性、安全性、長期的な保護、そして一度与えた入力を完全には元へ戻すことが出来ない塗装の不可逆性まで含め、会社として責任を持ってご提案する標準となる答えを、通常製品として皆様へお伝えして参りました。

そして、皆様もご存じの通り、オーバーコーティング剤というカテゴリーにおいても、既にGANBASSには、それぞれの目的に対する答えが存在しております。

例えば、犠牲被膜路線であれば、FINALFILLERシリーズ、HAZE、ZELL、そして既存のスタンダードQUINなど。

また、異なる方向性として、犠牲被膜と犠牲被膜レスの考え方を掛け合わせたハイブリッドモデルであるINVERGENCEなども存在しております。

これらは、それぞれに役割と設計意図があり、塗装状態や施工履歴、使用環境などに応じて適切なマッチングを行うことで、塗装保護という目的を達成するための選択肢となっております。

つまり、GANBASSとしては、既に各カテゴリーの中に基本となる答えが存在しているということ。

そのような中で、今回のGAUZEについては、既存製品を否定するものでもなければ、それらの単純な上位互換として開発したものでも御座いません。

私自身が、犠牲被膜という世界を改めて見つめ直し、その中でも、より玄人好みの方向へセッティングを振り切った一つの別解。

そして、その特徴の一つとなるものが、非常に高濃度なセッティングであるということ。

ただし、ここで誤解していただきたくないこととして、濃度が高いから優れている、塗装面へ多くの成分を残せば良いという単純な考え方では御座いません。

2026年現在、GANBASSでは犠牲被膜レスという考え方を皆様へお伝えしておりますが、その世界を理解していただいた方であれば、塗装面へ何かを残すという行為には、メリットと同時に、その後の様々なリスクが存在することもご理解いただけているかと思われます。

更に、GANBASSユーザー様であれば痛感しております通り、硬化系コーティング剤であっても、ワックスであっても、そしてオーバーコーティング剤であっても、塗装面へ何かを施工した瞬間が、その製品の評価の全てでは御座いません。

施工直後の初期段階、一定期間が経過した中期段階、そして長期段階。

その時間軸の中で、塗装面へ残された成分がどのように変化し、どの程度の期間その機能性を維持することが出来るのか。

また、トリガーポイントとの関係において、どのようなリスクが存在するのか。

簡単で最低限な部分だけでも、これだけのファクターを考える必要があるのがカーディテイリング。
※他にも考えるべきファクターが沢山ありますのであくまで入口の基本として。

その上で、塗装面へ犠牲被膜として何かを残すのであれば、何を残すべきなのか。

そして、残すという選択によって、どのようなメリットを得ようとしているのか。

今回のGAUZEは、その問いに対して、私自身が一つの答えを形にした製品となります。

また、GAUZEでは、これまでQUINなどで大切にしてきた「マイナスの美学」、すなわち引き算の考え方も重要となります。

何かを単純に塗装面へ積み上げれば、それだけでプラスになるという世界では御座いません。

何を残し、何を残さないのか。

何を組み合わせ、何を組み合わせないのか。

その引き算の計算式を理解しているからこそ、初めて正しい足し算の計算式を組むことが出来る。

そして、その計算式を成立させるためには、化学的な理解と、整合性の取れるリアルな現場での検証、さらには目の前の塗装面に合わせたマッチングとアジャストが必要となります。

この為、今回のGAUZEについては、これまで以上に塗装面との対話が出来ることを、使用する上での大切な前提としております。

なお、ここで申し上げる塗装面との対話とは、当たり前となりますが、単純に施工経験が長いということでも、施工を職業としているということでも御座いません。

目の前の塗装面がどのような状態にあるのかを自分自身で確認し、仮説を立て、実際に検証を行い、その結果から次の判断へとつなげていくこと。

そのような作業を自然に行えることが重要となります。

一方で、手厳しく正直に申し上げてしまいますと、世間に流れている情報や、誰かが出した答えだけを鵜呑みにし、自分自身で模索や検証を行わない場合、今回のGAUZEを十分に使いこなすことは難しい可能性も。

今回のGAUZEは、何も考えずに使用すれば良い結果が得られるという製品ではなく、使用する側の判断によって、その価値をどこまで引き出すことが出来るのかという部分を重要視しております。

また、施工方法については、手塗だけではなく、GANBASSの伝家の宝刀であるHigh Texture buffを使用した施工の双方に対応しております。

ただし、非常に高濃度なセッティングとなっていることから、塗り込み方についても適切な判断が必要となります。

この為、今回GAUZEをご購入いただいた皆様には、オーバーコーティング剤の塗り込み方、その基本の一つを解説した別紙を、製品と一緒に同梱させていただきます。

そして、今回のGAUZEは、そのような塗装面との対話や、カーディテイリングの計算式を組み立てること自体を愉しめる方へ向けた製品。

GANBASSとしての標準となる答えが存在している中で、あえて別のルートを選ぶのであれば、私自身はどのようなセッティングを選択するのか。

その可能性と、そこへ至る過程そのものを愉しみながら形にしたもの。

それが、今回の玖印 GAUZEとなります。



【一つ目 ― 犠牲被膜として、何を残すのか】
今回のGAUZEで私が最初に考えたものは、犠牲被膜として塗装面へ何を残すのかということ。

そもそも、オーバーコーティング剤に限らず、塗装面へ何かを残すという行為には、必ずその後の時間軸が存在致します。

施工直後に艶が出る。

手触りが変わる。

撥水状態が変化する。

これらは製品の特徴を知る上での一つの判断材料にはなりますが、それだけで塗装保護としての役割を全て評価することは出来ません。

何故ならば、塗装面へ残された成分は、施工直後の状態を永久に維持するわけではないから。

紫外線、雨水、大気中の汚染物質、日々の洗車、塗装面への接触。使用するケミカル、そして保管環境等々。

これらの様々な入力を受けることによって、塗装面へ残された成分は、時間の経過と共に変化して参ります。

そして、その変化を考える上で重要となるものの一つが、トリガーポイントとの関係。

例えば、施工直後の初期段階では問題が見られなかったとしても、時間が経過し、汚れや様々な外部入力を受けた中期段階では、施工直後とは異なる状態へ変化している可能性の模索とアジャスト。

さらに長期段階では、成分そのものの変化や減少、汚染物質との関係、そして残された成分が本来期待されていた機能をどの程度維持しているのかという問題。

当然ながら、これらは全ての製品で同じように進行するわけでは御座いません。

成分構成、施工状態、塗装状態、保管環境、使用するケミカル等。

そして日々のメンテナンス。

それらの前後関係によって、変化の仕方やリスクは異なります。

また、ここで大切なのが、塗装面へ成分が残っている期間と、その成分が有効に機能している期間は、必ずしも一致しないということ。

例えば、分かりやすい例としてワックス。

ワックスにも様々な種類や成分構成が存在する為、正確な化学的説明とは異なる極端な例えとなりますが、塗装面へ油分を含むものを乗せるという側面から考えると、理解しやすい部分があるかと思われます。

そこには、艶や質感などのメリットが存在する一方で、時間経過による酸化や劣化、汚れとの関係、そして有効に機能する期間という問題も存在致します。

では、そのような時間軸の中で、塗装面へ何かを残すという選択を行うのであれば、何を残すべきなのか。

ここが、今回のGAUZEで私が取り組みたかった部分。

単純に長く残れば良いという話ではなく、塗装面の上に成分が存在している間、その存在によって得られるメリットを、どのように成立させるのか。

汚れとの接触をはじめ、周囲から様々な入力を受けることを前提としながらも、塗装面へ成分を残すという選択そのものに意味を持たせ、その成分がどのような役割を果たし、どのように変化していくのかまで含めて評価する。

そして、このような考え方は、弊社のFINAL FILLERシリーズやHAZEなどにも共通しているGANBASSの基本。

しかしながら、今回のGAUZEでは、その世界を私自身がさらに玄人好みの方向へ振り切ることで、また別の答えを狙っております。

その為、単純に既存製品より濃度が高いから良い、あるいは成分が多く残るから良いという評価をしていただきたいわけでは御座いません。

大切なことは、その成分を残す理由が、目の前の塗装面に対して正しく成立しているかどうか。

そして、その選択がその後の時間軸において、どのような意味を持つのか。

そこまで含めて、今回のGAUZEを見ていただきたいと考えております。



【二つ目 ― 引き算を理解した上での足し算】
今回のGAUZEについては、これまでQUINなどで大切にしてきた「マイナスの美学」という考え方も重要となります。

ただし、今回の引き算は、単純に成分を減らすことでも、性能期間を短くすることでも御座いません。

そもそも、私たちが塗装面へ何かを施工するという行為は、常に足し算だけで成立するわけでは御座いません。

塗装面へ何かを残す。

そして、その上へ別の製品を施工する。

さらに別の成分を追加する。

そのような工程を繰り返すことで、塗装面がより良い状態へ向かっていると考えることは簡単です。

しかしながら、実際のカーディテイリングは、それほど単純なものではありません。

何かを追加したことによって、確かに得られるメリットが存在する一方で、その追加した成分によって、別の機能性が変化したり、その後のメンテナンスに影響が生じたり、場合によってはトリガーポイントに対するリスクが変わることも。

そのような前後関係を確認することなく、思考停止で何かを追加するという行為だけをプラスとして捉えるのであれば、それは正しい足し算が成立しているとは言えません。

引き算の計算式を理解しているからこそ、足し算の計算式を正しく組むことが出来る。

私は、この考え方を非常に大切にしております。

何を残すのか。

何を残さないのか。

何を組み合わせるのか。

そして、何を組み合わせないのか。

その判断が正しく出来ているからこそ、必要な時に必要なものを追加するという選択が成立する。

そして、この計算式を正しく組み立てるためには、単純な経験則だけではなく、化学的な理解と、整合性の取れる検証が必要となります。

何故その結果になったのか。

その結果は何によって生まれたのか。

施工条件を変えた場合にも、同じような結果が得られるのか。

そして、その結果を塗装面の保護という目的に照らし合わせた時、本当に適切な選択であったのか。

そのような検証を積み重ねることで、初めて計算式の精度が上がって参ります。

また、ここで誤解していただきたくないこととして、施工直後に派手な変化が生まれることや、専門的な言葉を多く使用していることが、そのまま高い技術力を意味するわけでは御座いません。

一見すると非常に高度な施工に見えたとしても、その施工にどのような意味があるのか、そして、その結果がその後どのように変化していくのかまで理解していなければ、本来の意味でカーディテイリングをコントロールしているとは言えません。

時には、何も追加しない方が良いという結論になることも往々にしてある現場のリアル。

あるいは、これまで施工してきたものを一度整理し、別のルートへ変更する方が適切な場合も。

そのような引き算の判断が出来ているからこそ、必要な足し算を正しく行うことが出来る。

今回のGAUZEは、その基本を理解した上で、あえて塗装面へ犠牲被膜として成分を残すという選択を行う製品となります。

つまり、何かを残すこと自体が目的なのではなく、残すという選択によって何を成立させるのか。

そこに、今回の別解としての意味が御座います。



【三つ目 ― 塗装面との対話とマッチング】
ここまでお読みいただいた上で、今回のGAUZEについては、一つ明確にお伝えしておきたいことが御座います。

本製品は、使用する側の判断を必要とするオーバーコーティング剤となります。

特殊で高濃度なセッティングとなっていることも含め、単純に決められた工程を繰り返せば良いという考え方では、その特徴を十分に引き出せない可能性もゼロではありません。

では、どのような方に使用していただきたいのか。

それは、玖印シリーズの鉄則となる&本物カーディテイリングの最初の一歩となる塗装面と対話することが出来る方。

ただし、改めて申し上げますが、ここで申し上げる塗装面との対話とは、施工を職業としていることや、長年の経験があることを意味しているわけでは御座いません。

目の前の塗装面がどのような状態にあるのか。

これまでにどのような処理を行ってきたのか。

そして、今回何を目的としてGAUZEを施工するのか。

その一つ一つに対して、自分自身で考え、仮説を立て、検証を行うこと。

その積み重ねが重要となります。

近年では、カーディテイリングに関する様々な情報が発信されるようになり、以前と比較して、一般ユーザー様でも専門的な内容に触れられる機会が増えて参りました。

これは非常に良いことだと考えております。

しかしながら、その一方で、誰かが発信している情報を知ったという事実と、その内容を自分自身の塗装面へ正しく落とし込めるということは、全く別の話となります。

例えば、ある製品が非常に良い結果を出しているという情報があったとします。

その情報自体は正しいものであったとしても、その結果が得られた塗装状態や施工環境と、ご自身の車両が同じ条件であるとは限りません。

車種が違えば、塗装も違う。

同じ車種であっても、施工履歴や保管環境が違えば、現在の塗装状態も異なります。

そして、施工する人間が変われば、施工方法やその精度にも違いが生じます。

そのような数多ある各種前後関係を確認することなく、情報として提示された答えだけを自分自身の塗装面へ当てはめても、必ずしも適切な結果へつながるわけでは御座いませんどころか逆効果になることすらある。

だからこそ、情報を知ることだけで満足するのではなく、その情報が目の前の塗装面に対して本当に成立するのかを、自分自身で模索していただきたいと思っております。

そして、もし思い描いていた結果と異なる状態になったのであれば、何故そのような結果になったのかを考え、必要に応じて条件を変更し、もう一度検証してみる。

その繰り返しの中で、初めて塗装面との対話の精度が上がって参ります。

これは私たち本職が日々のカーディテイリングの中で行っていることと、基本的には何も変わりません。

そして、このような作業は、必ずしも本職だけに許されたものでは御座いません。

一般ユーザー様であっても、日々の洗車やメンテナンスの中で、塗装状態を確認し、施工した製品の変化を観察し、その結果を次の判断へとつなげている方であれば、十分に対象となります。

反対に、たとえ(施工回数)が豊富であったとしても、目の前の塗装面を確認せず、思考停止で決められた工程を繰り返しているだけであれば、今回のGAUZEを本来の意味で使いこなすことは難しい。

何を使用するのかではなく、何故それを使用するのか。

そして、何を使用しないのか。

この判断が出来ることが、今回のGAUZEを使用する上での重要な前提となります。



【四つ目 ― 高濃度だからこそ重要となる塗り込み】
今回のGAUZEについては、施工方法にも一つ重要な特徴が御座います。

本製品は、High Texture buffを使用した施工、または手塗りによる施工の双方に対応しております。

ただし、本製品は玖印シリーズ。

塗り込み方については十分な理解が必要となります。

そもそも、オーバーコーティング剤の施工において、単純に塗装面へ製品を塗り広げるという動作と、その塗り込み方に意味を持たせて施工するということは、同じでは御座いません。

使用する製品の特徴。

塗装面の状態。

施工する環境。

そして、何を目的として塗り込み、どのようなメンテナンスでアジャストさせるのか等々。

これらを踏まえた上で、塗り込み方を選択する必要が御座います。

ここでも、先ほどお伝えした引き算と足し算の考え方が重要となります。

単純に使用量を増やしたり、塗装面へ多くの成分を残したりすることで、必ずしも良い結果へつながるわけでは御座いません。

何を目的として施工するのかという部分が明確になっているからこそ、その目的に合わせた施工方法を選択することが出来ます。

そして今回、GAUZEをご購入いただいた皆様には、本製品の塗り込み方を簡単に解説した別紙を、製品と一緒に同梱させていただきます。



【GAUZEを成立させる前後関係】
今回のGAUZEは、製品を塗装面へ施工したという事実だけで、その価値が決まるものでは御座いません。

その前にどのような処理を行ってきたのか。

どのような塗装状態に対して施工するのか。

そして、その後にどのような管理を行っていくのか。

その全てが、一つの前後関係の中に存在しております。

特に、今回のような特殊な高濃度のオーバーコーティング剤については、塗装面へ何かを残すという選択を行う以上、その後の時間経過によって生じる変化まで見据えておく必要が御座います。

施工直後の艶や撥水状態だけを確認して、その時点で評価を完結させるのではなく、その後の洗車やメンテナンスの中で、何が変化し、何が維持され、そして次にどのようなアジャストが必要となるのか。

そこまでを一つの流れとして考えていただきたいと思っております。

また、GAUZEを施工したからといって、その後に別の製品を必ず追加しなければならないという意味でも御座いません。

必要なものを、必要な時に、必要な範囲で使用する。

そして、必要がなければ何も追加しない。

その判断が出来ていることが大前提となります。

当然ながら、既存のGANBASS製品との組み合わせについても、単純に製品数を増やせば良いという話では御座いません。

目の前の塗装面に対して何が必要なのかを確認し、適切なマッチングが成立する場合に、その組み合わせを選択していただければと思っております。



【先行する硬化系玖印との関係について】
今回のGAUZEは、先行して販売した硬化系コーティング剤「玖印」と同じく、店長私製 ― 別解 ― という共通の考え方から生まれた製品となります。

ただし、硬化系玖印とGAUZEは、それぞれ異なる役割を持った製品であり、両者を組み合わせることを前提として開発したものでは御座いません。

先行する硬化系玖印では、MODEL247を基本とした組み合わせについてご案内しておりますが、今回のGAUZEについては、その考え方をそのまま必須条件として引き継ぐものでは御座いません。

もちろん、目の前の塗装状態に対して適切なマッチングが成立するのであれば、硬化系玖印とGAUZEを組み合わせるという選択も御座います。

しかしながら、同じ店長私製という名前が付いているからといって、必ずしも両方を施工する必要があるわけではなく、GAUZEそのものも、硬化系玖印専用のオーバーコーティング剤という位置付けでは御座いません。

それぞれの製品が持つ役割と、目の前の塗装面の状態を十分に理解した上で、適切なマッチングとアジャストを行っていただければと思っております。



【玖印 GAUZEをお選びいただく上で】
ここまでお読みいただいた通り、今回のGAUZEは、単純に高濃度なオーバーコーティング剤をお探しの方へ向けた製品では御座いません。

艶。

撥水。

手触り。

施工直後の見た目。

これらの単一性能だけを切り取り、他のオーバーコーティング剤と横並びにして評価したとしても、今回私が何を狙っているのかは十分には見えて参りません。

繰り返しとなりますが、大切なことは、何を塗装面へ残すのかという選択が、その塗装面に対して正しく成立しているかどうか。

そして、その選択によって生じる結果を、どのように検証し、その後のメンテナンスへつなげていくのか。

そこまで含めた一つの計算式として考えていただきたいと思っております。

また、今回のGAUZEを使用する上で、すべての答えをあらかじめ知っている必要があるとは考えておりません。

むしろ、分からないことに直面した時に、そこで思考を止めるのではなく、何故そのような結果になったのかを考え、自分自身で模索し、検証を行うこと。

その姿勢こそが、今回のGAUZEを愉しむ上で大切になると考えております。

2026年、犠牲被膜レスという考え方を皆様へお伝えすることが出来たからこそ、改めて犠牲被膜という世界を別の角度から見つめ直す。

そして、塗装面へ何かを残すのであれば、私自身は何を残し、どのような計算式を組むのか。

既に標準となる答えが存在している中で、あえて別のルートを選び、その先にどのような可能性が存在するのか。

その過程そのものを、私自身が愉しみながら形にしたもの。

それが、今回の玖印 GAUZEとなります。

塗装面との対話を大切にし、ご自身で考え、模索し、検証するというカーディテイリングの世界を愉しめる方にこそ、今回の一つの別解を手に取っていただければ幸いです。



<使用方法>
�� 洗車後、塗装状態を十分に確認し、必要に応じて適切な下地処理を行って下さい。
�� 目立たない狭い範囲でマッチングテストを行い、塗装状態、施工環境、使用する施工方法との相性を確認して下さい。
�� 手塗りによる施工、High Texture buffを使用した施工が可能となります。
�� 一度に広い範囲を施工するのではなく、狭い範囲ごとに状態を確認しながら、製品に付属する施工案内に従って作業を行って下さい。
※オーバーコーティング剤の塗り込み方に関する基本の一つについては、ご購入者様限定の別紙にてご案内致します。



<メンテナンスについて>
GAUZE施工後のメンテナンスについても、基本となる考え方は通常のGANBASS製品と変わりません。

塗装状態を十分に確認し、その時点で必要となる処理を選択して下さい。

また、オーバーコーティング剤を施工したからといって、必ずしも別の製品を追加する必要があるわけでは御座いません。

何を使用するのか。

何も使用しないのか。

今行うのか。

今回は見送るのか。

その時、その塗装面に対して何が必要なのかを判断し、適切なマッチングとアジャストを行っていただければと思っております。



<店長より一言>
今回のGAUZEは、単純に「こういう特徴があります」という有体で、理解度によっては全く無意味な案内をするつもりはありません。

もちろん、製品としては、現場の中で血の滲むような検証を重ね、日々の施工の中で磨き込み、私たち本職として出来る限りの精度で組み上げております。

しかしながら、私たち作り手側がどれだけ本気で製品を作ったとしても、それだけで全てが成立するわけでは御座いません。

人と人とのやり取りが、片側だけの意識では成立しないのと同じように、カーディテイリングもまた、作り手側の思想と、使い手側の理解、その双方があって初めて成立する世界。

近年、カーディテイリングの世界に限らず、世の中全体があまりにもプロモーション合戦になってきている事実。

耳障りの良い言葉。
魅力的なブランディング。
惹きつけられる商品説明。
分かりやすく整えられたストーリー。
当然ながら、それ自体を全て否定するつもりは御座いません。

私たちもまた、製品を世の中へ届ける以上、プロモーションという行為から完全に離れて存在することは出来ません。

しかしながら、ここで絶対に忘れてはならないこと。

それは、どれだけ魅力的な言葉が並んでいたとしても、それはあくまでも「その条件下での話」であり、「その塗装」で起きた話であり、「その人の管理環境」で成立している話でもあるということです。

つまり、そこに書かれていること、語られていることが、そのままご自身の塗装面で同じように成立するとは限らないということです。

だからこそ、私は今回のGAUZEを通して、皆様に一つ強くお伝えしたいと思っております。

結局のところ、塗装面と対話することが出来なければカーディテイリングなんぞ、何の意味もありません。

それこそ対話が出来ないのであれば搾取され続けるだけであり、カーディテイリングの向こう側等、お笑い草どころか夢のまた夢。

むしろカーディテイリングのスタート地点にすら立つことすらできません。

どれだけ情報を集めても。
どれだけ知識を増やしても。
どれだけ魅力的な商品説明を読んでも。
どれだけ派手な宣伝や実績を見たとしても。

最終的に必要となるものは、目の前の塗装面が今どういう状態にあるのかを見て、考え、仮説を立て、検証し、次の判断へつなげていく力。

その力が無ければ、情報はただの情報のまま終わってしまう。

そして、その力が弱ければ弱いほど、人は耳障りの良い言葉や、分かりやすく整えられたプロモーションに流されやすくなる常。

これはカーディテイリングの世界に限った話では御座いません。

世の中全体が、あまりにも「見せ方」の競争になってきている今だからこそ、本質的なものを見抜く力、自分で判断する力、自分で考える力を高めていかなければ、永遠に誰かが作った流れの中で搾取され続けるだけの人生になってしまいます。

だから私は、GANBASSのユーザー様には、ただ製品を消費するだけの存在ではなく、塗装面との対話に全振り出来るユーザー様であっていただきたいと思っております。

何が起きているのか。
何が必要なのか。
何を残し、何を残さないのか。
何を選び、何を選ばないのか。
そこを自分自身で考え、模索し、検証していく。

その積み重ねこそが、カーディテイリングの本質に近づく為の唯一の道だと、私は考えております。

今回、何故あえて「店長私製 ― 別解 ―」という形でシリーズを分けたのか。
その理由も、まさにそこ。

通常のGANBASS製品として、会社として責任を持ってご提案する標準の答えがある。
その一方で、その標準の枠組みの中では、どうしても言い切れないこと、もう少し踏み込みたいこと、そして本音として伝えたいことも御座います。

全てをそのまま、何もかもぶちまけて話してしまう方が簡単でしょう。
しかしながら、実際にはそう簡単に割り切れる世界ではない。。。

様々な事情があり、立場があり、伝え方にも限界がある。
そのような中で、それでも出来る限り本質に近い部分を、出来る限り強い強度で、出来る限り皆様へお伝えしたい。

その思いもまた、この「別解」という形の中に込めております。

そして、GANBASSラジオの第1回で皆様にお伝えした通り、私は皆様に、

『自分の頭で考え、自分の足で立ち、そして自分の手で何かを掴んでいただきたい。』

そう考えております。

今回のGAUZEもまた、その為の一本であってほしいと思っております。

製品としての答えは、こちら側で出来る限りの精度で何時も皆様にご用意しておりますが、今回は更に踏み込んでソレをご用意しました。

思想としての入り口も、出来る限りお伝えしました。

ここから先は、皆様がこの製品をどう受け取り、どう使い、どう検証し、どのような答えを自分の塗装面の上で導き出していくのか。

つまり今回のGAUZEは、単なる製品販売ではなく、こちら側から皆様へ渡す一つの「バトン」でもあるということ。

さあ、このバトンは渡しました。

後は、このバトンをどのように受け取り、どのようにつないでいただけるのか。

塗装面と対話をしましょう。

本質を見極めることが出来るようになりましょう。

その結果として私と共に目指すカーディテイリングの向こう側。

共に見れたら幸いです。

販売価格 7,700円(税込)
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